運転免許の有効期間が東日本大震災で昨年８月末まで延長されながら更新手続きをしなかったドライバーを対象にした学科、技能両試験免除の更新手続き期限が２月いっぱいで切れる。



　被災３県の運転免許センターによると、９月以降の更新手続きは宮城４９０人（１月末現在）、福島約４４０人（昨年１２月末現在）、岩手１６４人（同１１月１７日現在）で、３県警は手続きをしていないドライバーが相当数いるとみて２月中の手続きを呼びかけている。



　有効期限が８月末まで延長されながら運転免許が失効したドライバーは、宮城７３１９人▽福島６５５７人▽岩手４９４３人。３県警は昨年１１月以降に失効したドライバーに個別に連絡をとって、更新手続きの意思などを確認してきた。



　この結果、死亡が確認されたのは、宮城２５４２人▽福島約１２００人▽岩手１３４３人－で、高齢・病気・家族の反対などで免許更新を断念すると回答したのは、宮城２３６４人▽福島約１９００人▽岩手１７００人－だった。



　宮城で郵送したはがきを受け取っているとみられる約２千人、連絡のつかない福島の約２８００人、岩手の１４９２人の相当数は何らかの理由で免許更新ができなかったことが考えられ、３県警は早期の手続きを呼びかけている。

(この記事は宮城（産経新聞）から引用させて頂きました)



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