沖縄県沖縄市の国道で昨年1月、帰宅途中に対向車に衝突し男性を死亡させたとして自動車運転過失致死罪に問われた米軍属ルーフェイス・ラムジー被告（24）の論告求刑公判が1日、那覇地裁（鈴木秀行裁判長）であり、検察側は禁錮2年を求刑した。

　弁護側は最終弁論で「真摯（しんし）に反省している」として執行猶予を求めた。同被告も意見陳述し「残りの人生を懸け責任を取っていく」と改めて謝罪した。この日で結審し、判決は22日。

　検察側は論告で「前の車を追い越すためハンドルを急に切った被告の過失は重大」と指摘。事故後、米軍により運転免許取り消し処分となったが、「交際相手が勤務先まで送迎するなど、処分による実質的不利益は受けていない」と述べた。

　当初、那覇地検は公務中の事故と認定、日米地位協定に基づき不起訴とし、被告は米軍内部の処分で5年間の運転免許取り消し処分にとどまった。日米両政府は昨年11月、協定運用見直しで合意。日本側で裁判が可能になり、一転起訴された。　





(この記事は社会（時事通信）から引用させて頂きました)

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